140-70 | データ整理
1セルに複数のデータが登録されたExcelのデータを、年度ごと1フィールドとなるよう成型します。
1.入力データを設定
Boxに保存している神Excelファイルを入力データに設定
- ファイル入力-Boxコマンドを追加する
- 外部サービス情報アプリを選択する
- 対象サービスにサインインする
- 読み込み対象ファイルを次のように設定する
・ファイルの種類:Excel
・フォルダ:該当フォルダ
・ファイル名:神Excel
・シート名:セルに複数のデータ−1 - テンプレートファイルを設定する
・入力ファイル名
・シート名
・連番
・仕入額:文字列1行
プレビューデータ
2.年度ごとのフィールドを作成する
平成27年度
- データ編集コマンドを配置する
- 「平成27年度」という名前の新しいフィールドを作成する
- 編集方法:数式
- 編集内容:
LEFT(仕入額,FIND("(",仕入額)-1)
上記のコマンドでは、LEFT関数とFIND関数を使って27年度の値を取り出しています。参考までに式の説明も加えておきます。
◎関数の基本(書式の補足)
・LEFT関数:LEFT(文字列, 文字数)
・FIND関数:FIND(検索文字列, 対象)
平成27年度という新しいフィールドが追加された
平成28年度
- データ編集コマンドを配置する
- 「平成28年度」という名前の新しいフィールドを作成する
- 編集方法:数式
- 編集内容:
MID(仕入額,FIND("、",仕入額)+1,FIND("(", 仕入額, FIND("(", 仕入額)+1)-FIND("、",仕入額)-1)
★数式の補足
一番左の「、」直後から2番目の「(」直前までの文字列を抽出します。以降はその繰り返しです。
平成28年度という新しいフィールドが追加された
平成29年度
- データ編集コマンドを配置する
- 「平成29年度」という名前の新しいフィールドを作成する
- 編集方法:数式
- 編集内容:
MID(仕入額,FIND("、",仕入額,FIND("、",仕入額)+1)+1,FIND("(",仕入額,FIND("(",仕入額,FIND("(",仕入額,FIND("(",仕入額)+1)+1)) - FIND("、",仕入額,FIND("、",仕入額)+1)-1)
平成30年度
- データ編集コマンドを配置する
- 「平成30年度」という名前の新しいフィールドを作成する
- 編集方法:数式
- 編集内容:
MID(仕入額,FIND("、",仕入額,FIND("、",仕入額,FIND("、",仕入額,FIND("、",仕入額)+1)+1))+1,FIND("(",仕入額,FIND("(",仕入額,FIND("(",仕入額,FIND("(",仕入額,FIND("(",仕入額)+1)+1))+1) - FIND("、",仕入額,FIND("、",仕入額,FIND("、",仕入額,FIND("、",仕入額)+1)+1))-1)
平成31年度
- データ編集コマンドを配置する
- 「平成31年度」という名前の新しいフィールドを作成する
- 編集方法:数式
- 編集内容:
MID(仕入額,FIND("、",仕入額,FIND("、",仕入額,FIND("、",仕入額,FIND("、",仕入額,FIND("、",仕入額)+1)+1))+1)+1,FIND("(", 仕入額,FIND("(",仕入額,FIND("(",仕入額,FIND("(",仕入額,FIND("(",仕入額,FIND("(",仕入額)+1)+1))+1)+1) - FIND("、",仕入額,FIND("、",仕入額,FIND("、",仕入額,FIND("、",仕入額,FIND("、",仕入額)+1)+1))+1)-1)
サンプルファイルのダウンロードはこちら
https://download.krew.mescius.jp/study/krewdata-drill/basic/dt140-701cell-data.zip