140-170 | データ整理
krewDashboardの複合グラフで「積み上げグラフ」を表示するため、アプリ構成を変更する方法を紹介します。なお、krewDashboard上の複合グラフの設定方法は、こちらをご参照ください。
入力アプリのフィールド構成
アプリ構成変更前_売上管理アプリ
- 年度毎の売上金額・来客数を1レコードで管理するアプリ
出力アプリのフィールド構成
krewDashboard向け_売上管理アプリ
- 売上金額・来客数を、年度・フロア毎のレコードで管理するアプリ
1.入力アプリを設定
アプリ構成変更前_売上管理アプリを入力アプリに設定する
- 入力アプリコマンドを追加し、「アプリ構成変更前_売上管理アプリ」アプリを選択する
- フィールドの選択で次のように選択する
・年度 ・1Fフロア_売上金額 ・2Fフロア_売上金額 ・3Fフロア_売上金額・来客数
2 .売上金額のフィールド構成を変更する
売上金額の構成を変更する
- フィールド選択コマンドを追加し、「使用するフィールド」に以下を指定する
・年度 ・1Fフロア_売上金額 ・2Fフロア_売上金額 ・3Fフロア_売上金額 - 列一行変換コマンドを追加する
- 次のように選択する
・変換する列名を保存するあたしいフィールド名:「区分」
・変換する列の値を保存する新しいフィールド名:「金額」
・行に変換する列:「1Fフロア_売上金額」「2Fフロア_売上金額」「3Fフロア_売上金額」
・元の列を識別する値:「1Fフロア_売上金額」「2Fフロア_売上金額」「3Fフロア_売上金額」 - フロア別の売上金額毎に、レコードが分割されました。
来客数の構成を変更する
- フィールド選択コマンドを追加し、「使用するフィールド」に以下を指定する
・年度・来客数 - 定数の追加コマンドを追加し、
・定数を保存するフィールド名:区分
・フィールドタイプ:文字列(1行)
・保存する定数:来客数
年度毎に、区分「来客数」のレコードが作成されました
3.各編集結果のレコードを結合する
- レコード結合コマンドを追加する
- 結合方法に「すべてのフィールドを含める」を選択する
出力したい構成となったことを確認します
4.出力アプリを設定する
- 出力アプリコマンドを追加し、「krewDashboard向け_売上管理アプリ」アプリを出力アプリとして設定する
- 出力方式に「更新」を選択する
- データ編集フローのフィールドで、アプリのフィールドと対になる編集フローのフィールドを選択する
- 更新キーで次を有効にする
・年度 ・区分
出力結果
アプリ構成が変更されました。こちらのアプリを利用して、krewDashboardで複合グラフ(積み上げグラフ)を設定する方法は、krewDashboardドリルをご参照ください。
サンプルファイルのダウンロードはこちら
https://download.krew.mescius.jp/study/krewdata-drill/basic/dt140-170chg-app.zip