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グループ化コマンドで文字列を任意の順に結合する

140-180 | データ整理


本記事では、案件管理アプリのレコードを製品名ごとにグループ化し、登録されている会社名の文字列を結合してひとつのフィールドに配置する方法を紹介します。

1.入力アプリに「案件管理」アプリを設定

  1. 標準フィルタで以下を設定する
    • 確度 次のいずれかを含む A
  2. フィールドの選択で「顧客番号」、「会社名」、「見込み時期」、「確度」、「製品名」、「単価」、「ユーザー数」、「小計」を選択する

2.グループ化コマンドで小計フィールドの値の合計を集計

  1. グループ化コマンドを追加して「1.グループ化する項目フィールドを選択」で「製品名」を選択する
  2. 設定項目2~4で以下を設定する
    • 2. 集計する値が保存されているフィールドを選択:小計
    • 3. 集計した値を保存するフィールド名を入力:合計(自動入力された名前を変更)
    • 4. 集計方法を選択:合計

3.結果を確認(プレビュータブを押下)

製品ごとの小計フィールドの値の合計を集計することができました。

4.会社名フィールドの文字列を結合

  1. 設定タブに戻り、「フィールドを追加」をクリックする
  2. 追加した設定項目2~4で以下を設定する
    • 2. 集計する値が保存されているフィールドを選択:会社名
    • 3. 集計した値を保存するフィールド名を入力:会社名(自動入力された名前をそのまま使用)
    • 4. 集計方法を選択:文字列に結合
      • 区切り文字:カンマ
      • 結合順序:会社名 昇順

文字列の結合順序は、「見込み時期」や「小計」など他のフィールドの値の順に並び変えることができます。

5.結果を確認(プレビュータブを押下)

会社名の文字列を結合してひとつのフィールドに配置することができました。

サンプルファイルのダウンロードはこちら
https://download.krew.mescius.jp/study/krewdata-drill/basic/dt140-180concat-in-order.zip

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