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  1. 予実管理

神Excelを整形 数値に文字列が含まれる

140-90 | データ整理

数値項目内に「円」や「▲」が含まれているExcelファイルのデータを、右側のデータのように数値として扱えるよう成型します。


1.入力データを設定

Boxに保存している神Excelファイルを入力データに設定

外部ファイル入出力コマンドの基本を資料で確認する

  1. ファイル入力-Boxコマンドを追加する
  2. 外部サービス情報アプリを選択する
  3. 対象サービスにサインインする


  4. 読み込み対象ファイルを次のように設定する
    ・ファイルの種類:Excel
    ・フォルダ:該当フォルダ
    ・ファイル名:神Excel
    ・シート名:数値に文字列が含まれる


  5. 使用するフィールドを選択する
    ・入力ファイル名 ・シート名 ・連番 ・単価 ・前回差分 ・生産台数



    プレビューデータ

2.単価フィールドからカンマと円を削除する

  1. データ編集コマンドを配置する
  2. 「単価」フィールドのデータを置換する
  3. 編集方法:数式
  4. 編集内容:
    SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(単価,",",""),"円","")

設定後のプレビューがこちらです。

3.前回差分フィールドの▲をマイナス記号に置き換える

  1. データ編集コマンドを配置する
  2. 「前回差分」フィールドのデータを置換する
  3. 編集方法:数式
  4. 編集内容:
    SUBSTITUTE(前回差分,"▲","-")

設定後のプレビューがこちらです。

4.生産台数フィールドのカンマを削除する

  1. データ編集コマンドを配置する
  2. 「生産台数」フィールドのデータを置換する
  3. 編集方法:数式
  4. 編集内容:
    SUBSTITUTE(生産台数,",","")

設定後のプレビューがこちらです。

ワンポイント

SUBSTITUTE関数は、文字列を検索したり置換することができる関数です。
たとえば、次の数式では前回差分フィールドに含まれる「▲」を「-」に置き換えています。
SUBSTITUTE(前回差分,"▲","-")

サンプルファイルのダウンロードはこちら
https://download.krew.mescius.jp/study/krewdata-drill/basic/dt140-90excel-text.zip

演習をお客様のkintone環境で試す

krewDataのはじめ方
実際の動作を確認できるテンプレートを公開しています。
こちらの記事でご紹介した内容をご自身の環境で試したい方はダウンロードしてご利用ください。