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  1. 予実管理

スプレッドシートのファイルデータを取り込む

800-130 | 外部入出力


本シナリオでは、販売代理店がスプレッドシートに入力した案件報告をkintoneに取り込むためのシナリオを紹介します。今回は、Google Driveの共有ドライブで共有しているGoogleスプレッドシートをkrewDataでkintoneへのデータ取り込みを行います。

入力データ

案件報告データ

  • 販売代理店が案件報告を入力する一覧形式のGoogleスプレッドシートをGoogle Driveで管理している
  • 販売代理店が入力した案件報告データをkintoneに集約して活用したい

上記ファイルをGoogle Driveの共有ドライブで管理している

Google Driveを使用するためには、Googleでいくつか設定が必要です。事前にこちらの設定を行ってください。
https://docs.krew.grapecity.com/krewdata/#external_file_io_use_google_drive.html

出力データ

案件管理アプリ

  • 販売代理店の案件情報を管理するアプリ
  • Googleスプレッドシートから取り込んだ案件報告データを出力する

1. Google Driveから読み込む入力データを設定

外部ファイル入出力コマンドの基本を資料で確認する

クラウドサービスのアカウント情報を設定する

  1. ファイル入力 – Google Driveコマンドを追加する


  2. 「アプリを選択」をクリックし、外部サービス情報アプリを設定する
    ※選択したアプリにクラウドサービスのアカウント情報が登録されます。


  3. 設定タブで「サインイン」ボタンをクリックし、アカウントを選択ダイアログで「アカウントを追加」をクリックする


  4. Googleアプリ設定ダイアログで、Googleアプリで生成したクライアントIDとクライアントシークレットを入力し、「OK」をクリック


  5. 任意のGoogleアカウントでログインする


    読み込みファイルの設定を行う
  6. 読み込みファイルの設定を次のように行う
    ファイルの種類:Googleスプレッドシート
    ファイルのデータ形式:一覧形式
    フォルダ:該当ファイルが保存されているフォルダ
    ファイル名:800-130 案件報告*



  7. 使用するフィールドを選択する
    「すべてのフィールドを追加」をクリックし、すべてのフィールドを選択する
    ・入力ファイル名 ・シート名 ・連番 ・商談名 ・取引先 ・商談開始日 ・完了予定日 ・最終コンタクト日・経過日数 ・フェーズ ・金額 ・商談種別 ・確度(%) ・リードソース ・担当営業 ・次のステップ



    プレビュー画面はこちらです。

2.出力アプリを設定する

  1. 出力アプリコマンドを追加し、「案件管理」アプリを出力アプリとして設定する
  2. 出力方式に「更新」を選択する
  3. データ編集フローのフィールドで、アプリのフィールドと対になる編集フローのフィールドを選択する
  4. 更新キーとして「商談名」をチェックする

出力結果

案件管理アプリに案件報告データを出力することができました。

サンプルファイルのダウンロードはこちら
https://download.krew.mescius.jp/study/krewdata-drill/pratical/dt800-130external-import-spreadsheet.zip

演習をお客様のkintone環境で試す

krewDataのはじめ方
実際の動作を確認できるテンプレートを公開しています。
こちらの記事でご紹介した内容をご自身の環境で試したい方はダウンロードしてご利用ください。