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  1. 予実管理

作業工数を月毎に集計する

520-50 | 工数管理


入力アプリのフィールド構成

工数管理アプリ

  • 各担当者が工数を作業製品ごとに報告するアプリ
  • 工数明細はテーブルに登録するレイアウト
工数管理アプリの概要

出力アプリのフィールド構成

工数集計アプリ

  • 製品の月ごとの消化工数が確認できるアプリ
工数集計アプリの概要

1.入力アプリを設定

  1. 入力アプリコマンドを追加し、アプリの選択で「工数管理」アプリを選択する
  2. フィールドの選択で次のように選択する
    ・報告者 ・年月 ・作業製品 ・工数合計

2.月を抽出する

月単位で工数を集計するために月フィールドを作成します。

  1. データ編集コマンドを追加し、次のように設定する
  2. 結果を保存するフィールド:「月」という新しいフィールドを作成
  3. 編集方法:日付編集
  4. 編集内容:「年月」フィールドから「月」を抽出
月を抽出する

3.必要なフィールドに絞り込む

  1. フィールド選択コマンドを追加し、次のように設定する
  2. 使用するフィールド:報告者、作業製品、月、工数合計
必要なフィールドに絞り込む

この時点でこのようなデータが作成されています。

プレビューで確認したデータ

4.製品ごとに工数合計を集計する

  1. グループ化コマンドを追加し、次のように設定する
  2. グループ化する項目フィールド:作業製品、月
  3. 集計する値が保存されているフィールド:工数合計
  4. 集計した値を保存するフィールド:工数
  5. 集計方法:合計
製品ごとに工数合計を集計する

グループ化すると、月ごとに集計された形でレコードが整形されています。

5.行ー列変換でアプリのレイアウトを変更する

最終的に次のような形でレコードを確認するため、行ー列変換でレコードを整形します。

出力イメージ
  1. 行ー列変換コマンドを追加し、次のように設定する
  2. 月の変換するフィールド:月
  3. 行を識別するフィールド:作業製品
  4. 次の設定をすべての月について行う
    ・新しい列名:4月
    ・新しい列を識別する値:4
    ・列に保存する値が保存されているフィールド:工数
行ー列変換でアプリのレイアウトを変更する

6.出力アプリを設定する

  1. 出力アプリコマンドを追加し、「工数集計」アプリを出力アプリとして設定する
  2. 出力方式に「更新」を選択し、「更新または追加」オプションを有効にする
  3. データ編集フローのフィールドで、アプリのフィールドと対になる編集フローのフィールドを選択する
  4. 更新キーで次を有効にする
    ・作業製品
出力アプリを設定する
出力結果

各製品の工数消化状況が月ごとに確認できるようになりました。

出力結果

サンプルファイルのダウンロードはこちら
https://download.krew.mescius.jp/study/krewdata-drill/pratical/dt520-50month-manhour.zip

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krewDataのはじめ方
実際の動作を確認できるテンプレートを公開しています。
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