130-50 | データ編集・追加
この記事では、ランダムな文字列を生成する方法を解説します。パスワードの生成などランダムな文字列を付与したい場合に活用できます。
入力アプリのフィールド構成
アカウント情報管理アプリ
- 社員のアカウント情報を管理するアプリ
- パスワードフィールドの値はkrewDataでランダムな文字列を生成する
1.入力アプリに「アカウント情報」アプリを設定
- 入力アプリコマンドを追加し、アプリの選択で「アカウント情報管理」アプリを選択する
- フィールドの選択で「名前」「ログイン名」「パスワード」を選択する
2.ランダムな文字列を生成する
ランダムな文字列で使用する文字列を設定する
- 定数の追加コマンドを追加し、以下のように設定する
- 定数を追加する新しいフィールド:PW用文字列
- 新しいフィールドのフィールドタイプ:文字列(1行)
- 新しいフィールドフィールドに保存する文字列:
1234567890abcdefghijklmnopqrstuvwxyzABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ+-<>_()#$%&
※ここで設定する文字列を使ってランダムな文字列を生成します。
ランダムな文字列を生成する
データ編集コマンドを追加し、以下のように設定する
結果を保存するフィールド:既存フィールドのデータを置換 パスワード
編集方法:数式
編集内容:CONCATENATE(MID(PW用文字列,(RANDBETWEEN(1,LENB(PW用文字列))),1),MID(PW用文字列,(RANDBETWEEN(1,LENB(PW用文字列))),1),MID(PW用文字列,(RANDBETWEEN(1,LENB(PW用文字列))),1),MID(PW用文字列,(RANDBETWEEN(1,LENB(PW用文字列))),1),MID(PW用文字列,(RANDBETWEEN(1,LENB(PW用文字列))),1))
※必要な桁数分「MID(PW用文字列,(RANDBETWEEN(1,LENB(PW用文字列))),1)」の設定を繰り返します。ここでは、5桁のパスワードを生成したいため5回繰り返しています。
3.結果を確認(プレビュー)
パスワードフィールドにランダムな文字列が追加されました。
サンプルファイルのダウンロードはこちら
https://download.krew.mescius.jp/study/krewdata-drill/basic/dt130-50random-string.zip