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  1. 予実管理

読み込んだファイルをリネーム&フォルダ移動する

180-40 | 運用

外部ファイル入出力コマンドを使ってクラウドストレージのファイルを取り込んだ後に、読み込んだファイルの名前を変更したり、別のフォルダに移動することができます。
上記のような処理をすることで、すでにkintoneに読み込んだファイルとその他のファイルを区別して管理することができます。

なお、本設定はファイルの種類が「Excel」、ファイルのデータ形式が「単票形式」の場合に使用できます。


クラウドストレージでファイルデータを管理

基幹システムから出力した売上データを、締めなどのタイミングでクラウドストレージにアップロードしています。

読み込み後にファイルを移動するフォルダを作成しておく。

1.入力データを設定し、取り込むファイルの設定を行う

  1. ファイル入力 -Dropboxコマンドを追加する
  2. クラウドストレージにサインインする
  3. 読み込みファイルが格納されているフォルダやファイル名を指定する

読み込み後のファイルに対する動作を設定する

同じく入力アプリコマンドの中にある「読み込み対象ファイルに対する動作」項目で読み込み後の設定を行います。

  1. 次のように設定する
    ・読み込み後の動作:「読み込み済」という別のフォルダに移動
    ・元のファイル名の前に付与する文字列:済
    ※付与する文字列は数式でも指定が可能です。実務に併せて数式を設定してください。

krewDataのフローを実行すると読み込んだファイルが指定したフォルダに移動し、リネームされます。

ワンポイント

読み込み後にファイルのリネームだけ行いたい場合には、読み込み時の動作に「ファイル名を変更」を選択してください。

サンプルファイルのダウンロードはこちら
https://download.krew.mescius.jp/study/krewdata-drill/basic/dt180-40rename-file.zip

演習をお客様のkintone環境で試す

krewDataのはじめ方
実際の動作を確認できるテンプレートを公開しています。
こちらの記事でご紹介した内容をご自身の環境で試したい方はダウンロードしてご利用ください。