140-130 | データ整理
レコード分割コマンドを使用すると、フィールド内に含まれる複数の情報をレコードとして分割することができます。今回は、下記のように分割します。
なお、本設定では外部ファイル入力コマンドを使い、boxなどの外部ストレージに格納されているファイルを対象データとしました。通常のkintoneアプリを入力アプリに設定した場合でも同様の処理が可能です。
1.入力データを設定し、取り込むファイルの設定を行う
下記ファイルを読み込む。
- ファイル入力 – Boxコマンドを追加する
- 次のように設定する
・ファイルの種類:エクセル
・ファイルのデータ形式:単票形式
・フォルダ:ファイルを保管しているフォルダを選択する
・ファイル名:8_神Excel.xlsx
・読み込みシート:選択したシート
・シート名:セルに複数のデータ
外部ファイル入力コマンドについて
本シナリオでは、外部ストレージ(Box)に保管してあるファイルを入力データとして使用しています。※他にも「Dropbox」 「OneDrive」 でも同様の処理を行うことができます。
2.レコード分割コマンドでセルに入力された複数データをレコードに分割する
仕入額フィールドのデータを分割する
- レコード分割コマンドを追加する
- レコードに分割するフィールド:仕入額
- 文字列を分割する区切り文字:「その他」を選択し、「、」を区切り文字として選択する
必要なデータに絞り込む
- フィールド選択コマンドを追加する
- 使用するフィールドとして次を選択する
・入力ファイル名 ・シート名 ・連番 ・仕入額
仕入額フィールドのデータを分割する
- レコード分割コマンドを追加する
- レコードに分割するフィールド:出荷額
- 文字列を分割する区切り文字:「その他」を選択し、「、」を区切り文字として選択する
必要なデータに絞り込む
- フィールド選択コマンドを追加する
- 使用するフィールドとして次を選択する
・入力ファイル名 ・シート名 ・連番 ・出荷額
サンプルファイルのダウンロードはこちら
https://download.krew.mescius.jp/study/krewdata-drill/basic/dt140-130split-multichoice2.zip