630-50 | 在庫管理
この記事では、発注管理アプリでステータスが「納品済み」に変更されたレコードの情報を入荷管理アプリに反映するためのフローを解説します。
入力アプリのフィールド構成
発注管理アプリ
- 発注したい品目を登録するアプリ
出力アプリのフィールド構成
入荷管理アプリ
- 入荷済みの品目と数量を登録するアプリ
呼び出し元アプリと実行方法
・呼び出し元アプリ:630-50 発注管理 (このアプリでの操作をきっかけにkrewDataのフローを実行する)
・実行方法:Webhook
1.入力アプリを設定
発注管理アプリ
- 入力アプリコマンドを追加し、アプリの選択で「発注管理」アプリを選択する
- フィルタ条件に次のように設定する
・レコード番号 =(等しい) %レコード番号% - フィールドの選択で「ステータス」「発注依頼日」「発注日」「納品日」「品目名」「発注数」を選択する
2.入荷アプリにレコード追加するために調整する
ステータスが「納品済み」のレコードに絞り込む
- フィルタコマンドを追加する
- フィルタ方法に「数式」を選択する
数式内容:=%ステータス%=”納品済み”
※ここではパラメーターを使ってレコードの絞り込みを行います。
これは、Webhookの操作を行った時点でのレコード情報を正確に把握するためです。
入荷日を設定する
- データ編集コマンドを追加し、以下のように設定する
- 結果を保存するフィールド:新しいフィールドを作成 入荷日
編集方法:値を設定
編集内容:%納品日%
入荷数を設定する
- データ編集コマンドを追加し、以下のように設定する
- 結果を保存するフィールド:新しいフィールドを作成 入荷数
編集方法:値を設定
編集内容:%発注数%
必要なフィールドに絞り込む
- フィールド選択コマンドを追加する
- 使用するフィールドに次のフィールドを設定する
・品目名
・入荷日
・入荷数
3.出力先を設定する
- 出力アプリコマンドを追加し、出力先のアプリに「入荷管理アプリ」を選択する
- 出力方式に「追加」を選択する
- データ編集フローのフィールドで、アプリのフィールドと対になる編集フローのフィールドを選択する
※出力方式を「追加」にしたため更新キーは必要ありません
出力結果を確認する
発注管理アプリでレコードのステータスを「納品済み」に変更します。
krewDataが実行され、入荷管理アプリにレコード追加されました。
サンプルファイルのダウンロードはこちら
https://download.krew.mescius.jp/study/krewdata-drill/pratical/dt630-50supply-instock.zip